体験レポート

ウェーブ・ヒル – 文豪マーク・トウェインが愛した夏の避暑地

以前から行きたかったブロンクスにある、ウェーブ・ヒル(Wave Hill)に行ってきました。ウェーブ・ヒルはニューヨーク市が所有する公共庭園で、ブロンクスの西側、大きな家が建ち並ぶ閑静な住宅街の一角にあります。

Wave Hill, originally uploaded by shinya.

クイーンズに住んでいる僕にとって、ブロンクスというのはなかなか行く機会がないのですが、地下鉄とバスを使ってわりと簡単に行く事ができました。マンハッタンからだと地下鉄の1番線に乗って「231st Street」駅で下車し、Bx7のバスに乗って行くことができます。

土曜日の午前中は入場料無料で入園することができます。もちろん僕もこの時間を狙って行ってきました…。

Wave Hill, originally uploaded by shinya.

この庭園はハドソン・リバーを見渡すことができる小高い丘にあります。

Pergola & Vistas, originally uploaded by shinya.

とくに展望台からの眺めが素晴らしくて、雄大なハドソン・リバーの流れと、対岸のニュージャージーの景色が一望できます。その雄大な景色を見ていると、ニューヨークにいることを忘れてしまいそうになります。

Pergola & Vistas, originally uploaded by shinya.

この庭園の中にはウェーブ・ヒル・ハウスという大きな家が建っています。この建物は1843年に別荘として建設されたものだとか。かつて、ブロンクスのこのエリアはマンハッタンで働く人達の避暑地だったみたいです。

Wave Hill House, originally uploaded by shinya.

ウェーブ・ヒル・ハウスの中には小さなカフェがあって、サンドイッチなどの軽食が楽しめるようになってます。ここで食べ物を買って、外のテラスで優雅な気分でゆっくりできます。なんとも贅沢。

Wave Hill House, originally uploaded by shinya.

ここの他にもビニールハウスやフラワーガーデンなどもあって、様々な草木が育てられてます。

Conservatory, originally uploaded by shinya.

1903年にJ.P.Morgan社のパートナーだったジョージ・W・パーキンス(George W. Perkins)という方がこの家を購入して、周辺の土地も買って、いろいろと整備して今のような形になったそうです。

Conservatory, originally uploaded by shinya.

トレイルもあって、庭園の周りをグルリと一周できます。

Wave Hill, originally uploaded by shinya.

そして、この庭園の一番の特徴が、各所に設置されているイスの存在。このイスが読書や昼寝に最適なんです。

Wave Hill, originally uploaded by shinya.

かの有名な文豪マーク・トウェインもウェーブ・ヒル・ハウスに住んでいたこともあったらしいんですが、なんだか非常によくわかります。雄大な景観、豊かな自然に囲まれた穏やかな雰囲気が時代を超えて多くの人々に愛される理由なのではないでしょうか。

僕も今度来るときは本を持ってきて、読書を楽しみながら、一日中のんびりと過ごしたいなと思ってます。

Wave Hill House, originally uploaded by shinya.


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2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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