売ります買います、アパート探し、友達探しなど、オンラインのクラシファイドサイトの定番である「craigslist」。僕もアパート探しや、テレビなんかの電化製品探しでお世話になったことが何度かあります。
このcraigslistに関する様々なデーターをまとめたページを見つけました。その中から、興味深いデーターをご紹介。
- 1995年、クレイグ・ニューマーク(Craig Newmark)氏によって始められた。
- スタート当時の目的は、地元の友達と連絡を取り合うためだった。
- 最初の年は、地元のイベントをメールでお知らせしていただけだった。
- その後、ウェブ上で地元のクラシファイド広告を掲載し始めた。
- 1999年にはアメリカの9都市に拡大した。
- 現在では世界70カ国、700都市以上に拡大している。
- 2010年5月、アメリカ人の月間ユニークビジターは5993万4438人。
- Alexaによるとアメリカで7番目、世界で33番目に閲覧者が多いサイト。
- 28人の従業員がいて、サンフランシスコのサンセット・ディストリクトのビクトリア調の建物の中で働いている。
- 18都市の求人情報、そしてニューヨークのアパート物件情報の掲載に課金しており、収入としている。
- サンフランシスコの求人情報掲載:75ドル
- その他の都市での求人情報:25ドル
- ニューヨークのアパート物件情報掲載:10ドル
- アダルト関連広告:10ドル
- Craististの収入の3分の1はアダルト関連広告からのもの。
- ウェブサイトの構築はオープンソースのものを使っており、お金を払っているのは会計用のソフトウエアーだけ。
- 毎月4000万件以上のクラシファイド広告が新規掲載されている。
ともかくこれだけ巨大な規模のサイトが28人のスタッフだけで運営されているというのが驚きです。そして、今でも変わらない昔のままのインターフェイス。日進月歩のウェブサービスの中に、一見取り残されているように見えるCraigslistですが、とんでもないことですね。むしろ、逆にコンセプトがシンプルだったからこそ、これだけの規模になったのかもしれません。
Via: Online MBA Rankings