体験レポート

ニューヨークの地下鉄もスマホで通れるタッチ型改札を導入か?

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遂に、さよならメトロカード!?

ニューヨークの地下鉄を運営しているMTAが、メトロカードに変わる新しい改札システムの導入を検討しているというニュースです。

現在、ニューヨークで地下鉄に乗る場合は、メトロカードという黄色いカードを購入して、改札を通る際にカード読取機に滑らせる(スワイプする)仕組みになっています。

しかし、新たに検討されているのは、スマートフォンやクレジットカードを専用スキャナーにかざすだけで改札を通れるシステムで、空港の搭乗口などで見かけるタッチ型の認識装置と同じような仕組みです。

これによって乗客はスマートフォン、またはクレジットカードを持っていれば、券売機を使わずに支払いを済ませることができるようになります。また、メトロカードを常に持ち歩く必要もなくなるので、外出の際に持つのはスマホだけというのもこれで実現できます。最近ニューヨークではスマホで支払いができるお店が増えているので、いよいよ財布が必要なくなります。

もしこの計画が正式に承認された場合、2019年から新システムの導入が開始されて、2023年までに設置が完了するとのこと。導入してしばらくの間は、メトロカードも使えるように一定の切り替え期間が設定されるようです。

ただ、問題となるのは新しいシステムへの切り替えコスト。5.7億ドル(約640億円)以上になるとの見積もりが出ており、費用をどのように捻出するかが大きな課題となります。

日本ではSuica(スイカ)をタッチして改札を通る仕組みが随分前から定着しています。しかし、老朽化が進み、財政難に陥っているニューヨークの地下鉄ではこういった新システムの導入がものすごく遅れてます。電車があと何分で来るかを表示する電光掲示板も最近導入され始めましたからね…。

個人的には早くメトロカードがなくなって、タッチ型になってくれないかなと願っています。今の改札だと、メトロカードを通すのが早すぎても、遅すぎても読み取ってくれず、ちょっとしたコツがいります。さらに、何度も失敗を繰り返すと「Just Used(使用済み)」になり入れなくなることも…。

あと、いい加減、朝の通勤時間に信号トラブルで止まるのはなんとかしてください…。MTAさん、大変だとは思いますが、いろいろとよろしくお願いします!

情報源: MTA gets ready to dump the Metrocard | New York Post

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