体験レポート

全米No.1ダイナーに選ばれたニューアークの「トップス・ダイナー」

Tops Diner

全米No.1と言われるダイナーが、ニューアークにあったとは!

週末、ニューアークのブランチ・ブロック・パークに桜を見に行ってきました。その帰り道に、トップス・ダイナー(Tops Diner)という人気レストランに行ってきました。

ニューアーク住民に愛され続ける老舗

トップス・ダイナーはニューアークダウンタウン北側、パセーイク川沿いにあります。これぞダイナー!といった雰囲気の外観が目印です。同店は1920年代から営業している老舗で、1972年にニューヨークのレストランで修行を積んだジョージ・ゴルミス(George Golemis)さんがお店を買い取って、今の形のダイナーになったそうです。

Tops Diner

常にお客さんでいっぱい!

僕がお店についたのは午後4時過ぎでした。時間的に空いてるだろうと思っていたのですが、お店に到着してびっくり。すでに店内は満席で、席が空くのを待つお客さんがお店の外にまで溢れていました。なんという人気…。

About 15,000 people stream through the doors every week.

情報源: Tops Diner in East Newark named ‘most famous’ restaurant in New Jersey | NJ.com

NJ.comによると1週間に1万5千人ものお客さんが来るというから驚きです。1日に2000人以上の来客があるということになるので、売上もきっと凄いのでしょう…。

Tops Diner

多くお客さんが来るということで、受付の方も順番待ちの対応にすごく慣れていました。受付で人数、名前、携帯番号を知らせます。そうすると、席が空いたタイミングで携帯電話にテキストメッセージが届く仕組みになっています。今回僕の待ち時間は約30分でした。

ダイナーの数が全米一のニュージャージ

一見、普通の庶民的なダイナーなのに、なんでこんなにメディアで紹介されているんだろう…。そう思って、席が空くまでの待ち時間中、いろいろ調べてみました。すると、ニュージャージー州内にあるダイナーの多さが関係していることがわかりました。

New Jersey, sometimes called the “diner capital of the world”, has around 600 diners

情報源: New Jersey Diners | SAVEUR

なんと、ニュージャージーには約600店のダイナーが営業中で、「ダイナーの首都(diner capital of the world)」と呼ばれることもあるそうなんです。そういえば、車で走っているとダイナーを見かけることが確かに多い気がします。

Tops Diner

そんなダイナー激戦区のニュージャージーで頂点に君臨するのがトップス・ダイナーです。例えば、Patch.comでは「New Jersey’s 90 Best Diners in 2017」という記事で、同店はニュージャージーのNo.1ダイナーとして紹介されています。また、こちらの記事ではダイナーだけにとどまらず、ニュージャージーのベストレストランとの評価も得ています。

300種類以上の料理が並ぶメニュー

席に案内されてメニューを渡されたのですが、その料理の多さにびっくりしました。サラダ、パスタ、スペアリブ、ステーキ、ハンバーガー、ブレックファーストなど、ありとあらゆるアメリカンな料理が並んでいました。nj.comによるとその数は300種類以上にも及ぶそうです。

Tops Diner

こんなに多いと何を頼めばいいのかわからない…。

というわけで、店員さんにいろいろとお勧めを聞いてみました。いろいろ話をしていくうちに、George’s Combo Special (10.99ドル)という ブレックファーストが人気とのことがわかりました。もうすでにディナーの時間でしたが、ダイナーらしい料理をと考えてあえてブレックファーストを注文しました。

こちらがGeorge’s Combo Specialです。ポテトの上に、タマゴ、ソーセージ、ベーコンがワイルドにのっかっている、典型的なアメリカの朝食でした。脂っこいのかなと思いきや、わりと薄味で、ペロリと平らげることができました。余計な油や調味料は極力控えるようにしているのかもしれません。料理の素材もフレッシュな感じがして、こだわりを感じました。

Tops Diner

一緒についてきたパンケーキです。こちらもフワフワでおいしかったです。

Tops Diner

他にもスペアリブやミートローフ、ハンバーガーなどがお店の人気メニューのようで、周りのお客さんがみんな笑顔で食事を楽しんでいました。また、食後のデザートにはチーズケーキが有名なようで、持ち帰りで買って帰るお客さんも多く見かけました。今回はお腹がいっぱいになりすぎただめ、チーズケーキは食べられませんでしたが、次回は絶対にトライしたいと思います。

全米No.1ダイナーの評価も

ちなみに同店はTimeoutの「The 20 best diners in America」という記事で、1番目に紹介されているほか、Thrillistの「The Most Iconic Restaurant in Every State (and DC)」という記事で、ニュージャージーを象徴するレストランに選ばれています。ともかく、相当有名なお店なんですね。

というわけで、今回はニューアークのトップス・ダイナーのご紹介でした。

フレンドリーで手際がよい店員さんのサービス、そして、何度もリピートしたい気分にさせてくれる様々な料理があるトップス・ダイナー。これぞアメリカという料理を食べたい時にお勧めの場所です。

特にこの料理がすごい!といった大きな特徴があるわけではありません。ただ、どの料理を注文してもハズレがなさそうな安心感があって、朝、昼、晩、いつ来ても、気軽においしい料理が食べられるというのが人気の秘密なのかなと思いました。そして、それってまさに理想のダイナーのあるべき姿ですよね。

次回行くときは、ミートローフとチーズケーキにトライします!

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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