Manhattan Public Art

ウォール街に立つ女の子の銅像「フィアレス・ガール」と一緒に記念撮影

Fearless Girl

今月4月でさよならか…と思っていたら、設置期間が延長されました!

ウォール街そば、ブロードウェイ沿いに期間限定で設置されていた銅像「フィアーレス・ガール(Fearless Girl)の撤去が2018年2月まで延期されることになりました。

フィアーレス・ガールは、日本語に訳すと「恐れを知らない少女」または「怖いもの知らずの女の子」とでもなるでしょうか。ウルグアイ生まれのアメリカ人アーティスト、クリステン・ビスバル(Kristen Visbal)さんによる作品で、2017年3月にロウワーマンハッタンのファイナンシャルディストリクトに設置されて話題となりました。

Fearless Girl

女の子の銅像は、ファイナンシャル・ディストリクトのシンボルとなっているチャージング・ブル(Charging Bull)の像と対角線上に立っています。Wikipediaによると、高さ130センチ、重さは110キロ。前から吹き付ける強い風をものともせず、腰に手を添えて堂々と立つ姿が印象的です。

すでにニューヨークの新しい観光スポットになっており連日、この銅像の周りは人だかりになっています。

Fearless Girl

基本、女の子と同じように腰に手をあてて写真を撮る人が多いです。特に写真を撮るための列があるわけではないので、イケる!と思った時に、やや強引に銅像に近づいて写真を撮る必要があります。

Fearless Girl

そんな大人気の女の子なのですが、本来であれば、1週間だけ設置されて撤去される予定でした…。ところが、設置されて以来、SNSを中心に瞬く間に人気が出たため、特別処置として2017年4月2日まで設置期間が延長されました。

しかし!それでもその人気は収まらず、永久設置を求める署名運動が住民の間で始まりました。その結果、ニューヨーク市長のビル・デ・ブラシオ(Bill de Blasio)氏が、2018年2月までの設置期間延長を決定したのです。

Fearless Girl

ちなみに銅像の設置を行ったのは、State Street Global Advisorsという投資会社で、同社が運用するジェンダー・ダイバーシティー・インデックス(Gender Diversity Index)というインデックスファンドのプロモーションが目的でした。

ジェンダー・ダイバーシティー・インデックスは女性を幹部に起用している割合が高いアメリカの大企業を組み合わせたファンドで、3月8日の国際女性の日(Internatilnal Women’s Day)に合わせて銅像が設置されました。

銅像の足元には「Know the power of women in leadership. SHE makes a difference」と書かれたプレートが埋め込まれています。直訳になりますが「リーダーシップにおける女性の力を知ろう。SHE(同インデックスファンドのティッカーシンボル)が違いを生む」といった内容です。この像には、男女の雇用機会均等だけでなく、幹部職への女性登用の促進についてのメッセージが込められています。

Fearless Girl

僕は昨日、初めて実物を見たのですが、確かにずっとここにいればいいじゃん!と思わずにはいられない素敵な銅像でした。ひとつの企業広告が、多くの住民に受け入れられてパブリックアートになってしまうというのはきっとこういうことなんでしょうね。その力強くも靭やかな姿に多くの人が魅了されるのがよくわかりました。

Fearless Girl

というわけで、1週間だけ設置される予定だったフィアレス・ガールは、2018年の2月までこの場所に立っていてくれることになりました。その後のことについてはまだ未定です。今後、何か決まってニュースになれば、このブログでも紹介できればと思っています。

情報源: ‘Fearless Girl’ Statue Will Stay on Wall Street for at Least a Year | Fortune.com

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