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タクシー呼び出しアプリ「ヘイロ(HAILO)」ニューヨークに上陸

HAILO

以前から注目していたタクシー呼び出しアプリ「HAILO」が最近ついにニューヨークに上陸しました。わたくしも早速アプリをダウンロードしてみました。

今や、あらゆるサービスで、モバイル対応が迫られているわけですが、「HAILO」はそんな中でもかなり大きな可能性を感じさせてくれるサービスだなと思います。

使い方は非常に簡単で、アプリを立ち上げて自分の居場所を指定すると、近くにいるタクシーにコネクトして、呼び出しができるようになります。タクシーを拾う側は待ち時間を短縮できますし、タクシーの運転手さんも流しの時間を少なくすることができるというわけです。

「HAILO」自体は、タクシーの運転手さんから、配車時に少額の手数料を取ることで利益を出しているようですね。

クレジットカードを登録しておけば、支払いもこのアプリで自動で済ませることができるという仕組みになっております(2013年6月時点でNYではまだ未対応)。

このGPSをフル活用したモバイル端末ならではのサービス「HAILO」ですが、ロンドンのタクシー乗務員と、ネット起業家達によって作り出されたそうです。実際のタクシー乗務員達が絡んでいるというところにストーリーを感じてしまいますね。現在では他にもボストン、シカゴ、そして東京やマドリッドでもサービスが展開されてます。

従来のサービスに、モバイル端末を組み合わせて何ができるか。モバイル対応、アプリとの連携というのは、今やどんなサービスをやっていても必須になってますよね。ただ、電車、レンタカー、バス、飛行機と、すでにいろいろなアプリが出ていますが、「HAILO」の登場を見ていると、まだまだ未開拓の分野ってあるのかもしれないなと思ってみたり…。

ニューヨークではまだ始まったばかりですが、「HAILO」が今後どのように成長して行くか、非常に楽しみです。

<後日談>
このエントリーを書いた後、HAILOから10ドル分無料で乗れるというお試しキャンペーンのメールが届いたので、早速使ってみました。

まず、アプリを立ち上げて「Pick Me Up Here」というボタンを押すと、近くを走るタクシーを呼びだすことができます。すると画面に、迎えに来てくれるタクシーの運転手さんの名前と車の番号が表示されました。待っている間に、行き先を入力することで、事前に運転手さんに伝えることもできるようになってます。

そして、待つこと2分ほど。HAILOと書かれた看板をつけたタクシーが目の前まで来てくれました。タクシーが見つからない場合は、運転手さんに電話をかけることができるようになってます。電話がかけられるということは…、そう、タクシーに忘れ物したときも後で連絡できるんですよ!

hailo

運転手さんはPembaさんというナイスガイでした。移動中、PembaさんにHAILOについていろいろ教えてもらったのですが、彼もiPhoneを持っていて、ドライバー用のアプリをインストールしているとのことでした。近場でタクシーを探しているお客さんがいると、彼のiPhoneに直接連絡が来る仕組みになってるそうです。なんでも、特に真夜中に効率よくお客さんを乗せることができるみたいです。あと、お客さんにとっても雨の日とか、建物の前までタクシーを呼べるので便利だよねと言ってました。確かに外でタクシーを拾わなくていいですからね!

基本的に、僕はあまりタクシーを使わないのですが、いや〜HAILOにはやられましたね。このアプリを使いたいがために、思わずタクシーに乗ってしまいそう…。どこまでHAILOが普及するかわかりませんが、タクシーの利用方法の可能性を広げる、素晴らしい仕組みだと思います。これからが本当に楽しみです。そしてまたPembaさんのタクシーに乗れたりしたら、面白いなーと思ったりしています。

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Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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