写真撮影スポット

Tom Fruin氏制作の七色に輝くウォータータワー

Watertower II

今週末、ブルックリン・ブリッジ・パーク(Brooklyn Bridge Park)で七色に光るウォータータワーが展示されているという情報を耳にし、足を運んでみました。行ってみたらびっくり。今までに見たパブリックアート作品の中でもトップレベルの、とても素敵な作品でした。

僕がブルックリン・ブリッジ・パークに到着したのは午後7時30分頃。その時はまだライトアップされておらず、日没の瞬間を待つ人達がパラパラとウォータータワーの周りに集まっていました。

Watertower II

このウォータータワーなのですが、ブルックリンを拠点に活動しているアーティスト、トム・フルイン(Tom Fruin)さんによる作品だそうです。ステンドグラスのように見えるボディーは、千枚近いアクリル樹脂を組み合わせて作られているんだとか。

Watertower II

午後8時に近づくにつれて、徐々に陽が暮れて行きました。この日はお天気があまり良くなかったのが残念でしたね。いつもなら真っ赤に燃え上がる夕陽が見れるのですが、今日は見れませんでした…。

Watertower II

かなり暗くなってきたところで、「おお!」という歓声が上がりました。何かと思い辺りを見回すと、後ろのビルの上にもウォータータワーを発見!

Watertower

確かに、ウォータータワーは建物の上にあるほうが、自然な姿ですもんね。すぐ右隣には光らない普通のウォータータワーが…。

Watertower

そして、それに続くかのように公園のウォータータワーの明かりも点灯しました。

Watertower II

なんともカラフルでキュートなウォータータワーではないですか!明かりもただずっと点灯しているのではなく、ついたり消えたりして、一定ではありません。そのため、何か命が吹き込まれているかのようで、ずっと見ていても退屈しませんでした。

大きさや色の違うパネルの組み合わせが絶妙です。

Watertower II

ブルックリンにいると、ともかく建物の上のそこら中にウォータータワーが設置されているのを目にします。そのため、この形は、ブルックリンのアイコン的な存在になっており、お土産や会社のロゴなんかによく使われています。Brooklyn Industriesのロゴなんかは特に有名ですよね。

Watertower

ただ反面、ウォータータワーは古くてやぼったい印象もあったりします。それをアーティストのトムさんは、カラフルなアクリル樹脂で、こんな色鮮やかな楽しいアート作品に変えてしまったというわけです。いやーお見事!

Watertower II

川の対岸に見えるマンハッタンの高層ビル群とのコントラストも絶妙でした。同じニューヨークとはいえ、ブルックリンとマンハッタンでは、それぞれ違ったユニークなカルチャーが育まれてますもんね。

Watertower II

展示は、今週末だけの期間限定だったようですが、ずっとここにあってもいいのになーと思ってしまったのは僕だけではないはず!

アーティストのトムさんには、この技術を使って、今後もいろいろなものをカラフルに変えていってもらいたいなと勝手に期待しております。

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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