体験レポート

消防艇に乗って海の上から豪華客船を見送ろう

ニューヨークにはさまざまな無料ツアーがありますが、先日参加した消防艇に乗るというツアーは、僕が今まで経験したなかでも最高レベルものだったのでご紹介させていただきます。

こちらが今回乗船させていただいた消防艇、ジョン・ジェイ・ハーヴェイ(John J. Harvey)。すでに消防活動に関しては第一線は退いていますが、こういったツアーなどに利用されているそうです。出港地はPier 66です。以前もこちらのエントリーで紹介した場所です。

Fireboat John J. Harvey, originally uploaded by shinya.

午後4時、大きな汽笛がなって船が出港しました。Pier 66からハドソン・リバーを南下して行きます。

目的地は豪華客船クイーン・メリー2(Queen Mary II)が停泊しているブルックリン。

Fireboat John J. Harvey, originally uploaded by shinya.

消防艇の後部にはこういった消火栓がたくさん設置されてます。

Fireboat John J. Harvey, originally uploaded by shinya.

快晴だったこともあって、船上からの景色は最高でした。

様々な形をした船、ヨットともすれ違いました。なんとも優雅な気分です。

途中自由の女神のそばも通り過ぎました。

そして、こちらが豪華客船クイーン・メリー2でございます。イギリスの客船で、中にはカジノやスポーツセンター、プラネタリウムまであるそうです。その優雅さ、美しさから「洋上の宮殿」とも呼ばれているとか…。

近くでみると本当に迫力満点。子供の頃、横浜港でクイーン・エリザベス2を見たのを思い出しました。このクイーン・メリー2はその後継として建造されたらしいです。

Queen Mary 2, originally uploaded by shinya.

船上にはたくさんの人が僕たちの到着を待ってくれていました。しかしまあ、どういった方達が乗船してるんでしょうかね…。どうやったら乗れるの?そもそもいくらなの?

Queen Mary 2, originally uploaded by shinya.

…で旅費がどのくらいになるのかを調べてみました。どうせお金持ちしか乗れないんだろうな〜、世界を回るのって1000万円くらいするのかな、と思っていたら…。

こちらのウェブサイトでは6泊7日の大西洋横断クルーズで1295ドルから24395ドルとのこと。料金の幅の広さが気になるところですが、1295ドルで本当に乗船できるんだったら、飛行機とそんなに変わらないですしなんとかなりそうですよね。とはいえ、多分一番小さな部屋で、海とか見えないんでしょうけど…。クルーズの旅を本当に楽しむのであれば、やっぱりそこそこの払わないとダメなんでしょう。

な〜んてことを、いろいろ考えていたら、いよいよクイーン・メリー2の出向の時間がやってきました。すると…

Fireboat John J. Harvey, originally uploaded by shinya.

消火栓から大量の水が放出されました。

消火栓の下にいる人達はズブ濡れです…。

外から見るとこんな感じになってます。こちらは別の客船の見送り来ていた姉妹船です。川に浮かぶ巨大な噴水のよう…。

水はハドソン・リバーから汲み上げて使っているそうです。

思っていた以上に水の勢いが強いので本当に大興奮でした。

そしてクイーン・メリー2が出港。水を放出しながらしばらく並走して、お見送りです。次の寄港地はどこなんでしょうかね。大きく手を振ってお別れをしました。

Queen Mary 2, originally uploaded by shinya.

いや〜、しかし楽しかったです。こんな素敵なツアーに参加できた僕は幸せ者です。

ツアー参加を希望される方は、公式ページであるfireboart.orgでイベント情報をチェックしてみてください。豪華客船を見送るツアーの他にも、さまざまなツアーが企画されてるみたいです。ちなみに、今回のチケット予約にはBrown Paper Ticketsを利用しました。みなさんも機会があったらぜひ参加してみてください。

Fireboat John J. Harvey, originally uploaded by shinya.

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Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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