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カッツ・デリカテッセンのパストラミ

ニューヨークにいる間、一度は立ち寄りたかったカッツ・デリカテッセン(Katz’s Delicatessen)に遂に行ってきました。お店はイースト・ビレッジの南のエリア、マンハッタンの南西部にあります。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

お店の外にあった看板を見てびっくり、なんと創業が1888年だというではないですか。つまりすでに120年以上の歴史があるということですね。なんでも創業者の方はロシアからの移民だったとか。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

当時、このローワー・マンハッタンのエリアというのは、貧しい移民達がたくさん住んでいたエリアだったらしいんです。なので、ボリュームたっぷりで、手軽に食べられるこの店の料理は非常に人気があったんでしょうね。

その後、その噂は徐々にニューヨーク全体に知れ渡り、映画の撮影などにも使われたため、今ではもはや定番の観光スポットになってるみたいです。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

店内はたくさんのお客さんでに賑わっていました。常連客さんなんかも多いのかもしれませんが、僕が見たところほとんどの人達が観光客だったような気がします。壁にはここを訪れた有名人の写真が所狭しと飾られてました。

入口のところで、このチケットをもらいます。注文する時に、これをスタッフの人に渡します。注文内容を書いてもらい、帰りの歳にレジに持って行って会計を済ませる仕組みになってます。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

こちらが、注文カウンターですが、時間帯によっては列がかなり長いときも。僕は土曜日の午後2時ごろに行ったのですが、10分くらい待ちました。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

壁には様々なメニューが並んでいます。いろいろあるので、どれにしようか迷ってしまいましたが、とりあえず有名なパストラミを頼みました。でも、雰囲気は大衆的なのに、値段がかなり高い気が…。観光地価格ってやつなんでしょうか…。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

注文すると、スタッフの人がパストラミ用のビーフを切ってくれて、パンにはさんでくれます。待っている間、ビーフを少し試食させてくれるのが嬉しかったです。

Katz’s Delicatessen, originally uploaded by shinya.

そして、こちらが長らく地元の人達に愛されてきたパストラミ・サンドです。かなりの量なので、1つ頼んで、誰かとシェアというのがいいかもしれません。パストラミ・ビーフが大量に入ってますが、柔らかくてそんなに脂っこくないので、思ったよりペロリと食べられました(あくまで半分ですけど…)。

Pastrami, originally uploaded by shinya.

これが昔ながらの味!ローワー・マンハッタンで昔から食べられてきた料理かと思うと、なんだか感慨深い気持ちになれました。

それに、オーガニックだとか、健康志向の店が増えてきている時代の流れの中、ボリュームたっぷり、肉たっぷりの豪快な食事を堪能することができるこういったお店は、実はすごく貴重なのかもしれません。

というわけで、最後になりましたが、この店が舞台として使われている映画をひとつご紹介。以下、メグ・ライアンの代表作「恋人達の予感」の有名なワンシーンです。ここに出ているウエイターさんの水色のブレザー、今日僕が行った時に見かけたウエイターさんも着てました。

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Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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