体験レポート

枕を持ったニューヨーカーが集まるイベント「国際枕投げの大会」

4月3日に、ニューヨークのユニオン・スクエアーで大規模なPillow Fight(枕叩き)が行われました。アメリカ以外でも世界各地の大都市で同じ日に行われたようです。ちなみにニューヨークでは今年が5回目だとか。

ニューヨークでの開始時刻は午後3時。1時間くらい前から枕を小脇に抱えた人達が徐々にユニオン・スクエアーに集まりはじめました。

枕投げのルール

このPillow Fightのルールなんですが、公式サイトにはこんなことが書いてありました。

Swing lightly, many people will be swinging at once. + Do not swing at people without pillows or with cameras. + Remove glasses beforehand!

引用元: NYC Pillow Fight 2010 – April 3

  • 軽く叩くこと
  • 枕を持ってない人や、カメラを持ってる人を叩かないこと
  • 眼鏡を外しておくこと

といったことのようです。非常にシンプル。

会場にはお馴染みのキャラクタも!

会場にはゼルダ、マリオ、ルイージなどおなじみのキャラクターも勢揃い…。

気合い入ってます。

もちろん、パジャマ姿の人も。むしろこれが今日の場合は正装なのかも…。

枕叩きの様子

そしてカウントダウンが行われ午後3時に枕叩きがスタート!

テレビ番組のレポーターの人ももみくちゃにされて、頭叩かれてました…。

肩車をして叩き合う人達も。もはや騎馬戦のよう。

叩いた枕からは中身の羽根が大量に出てくるので、警察官の人達はみんなマスクしてました。賢い…。ちなみにこのイベントで使われた枕はニューヨークのアニマル・シェルターに寄付されるとか。

枕叩きは1時間を超えてもなお続きました。疲れた参加者は帰るんですが、新たに参戦してくる人達もいてもうそれはひっちゃかめっちゃか。

集中攻撃を浴びる人も…。

International Pillow Fight Day 2010 New York, originally uploaded by shinya.

背の高い人はかなり狙われる傾向にありました…。

いやはや、壮絶な時間でした…。でも、見たことも聞いたこともないイベントに参加できて、なかなか楽しかったです。基本的に写真を撮影するだけに行ったのですが、僕も何度か頭叩かれました。

運営団体

ちなみにこのイベント、Newmindspaceという組織が行っているパブリック・アート・イベントらしいのです。

つまりアート?

僕にはさっぱりわかりませんが、こういったイベントを通じて人々をひとつに繋げるという試み、非常に面白いなと思いました。

Newmindspaceは、この他にもシャボン玉をみんなで吹いたり、夜中にライトセーバーを使ったバトルをしたりと、市民参加型のいろいろなイベントを企画しているみたいです。今後はどういったイベントを仕掛けてくれるのか、楽しみにしたいと思います。

EOS RPでフルサイズに挑戦中

Canon EOS RP

2023年7月に再生品(Refurbished版)を599ドルで購入。APS-C機(EOS Kiss)からフルサイズに乗り換えて写真撮影に挑戦中です。
Canon RF50mm F1.8 STM

2023年7月に購入してEOS RPに装着。2023年は標準レンズといわれる50mmにこだわって、NYの街を撮影してみます。

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  • Mッチー
    04/05/2010 at 10:31 PM

    >Do not swing at people without pillows or with cameras.
    枕を持っていない人やカメラを持っている人を攻撃しないこと。

    じゃない?

  • Shinya
    04/06/2010 at 8:10 AM

    ほんとだ、っていうかすごい誤訳で恥ずかしい…。いつもありがとう!そしてこれからも何か気がついたらよろしくね!